行事食について(土用の丑の日)
7月20日(金) 土用の丑の日
メニュー ~ あなごちらし寿司、清し汁、白滝の和え物、フルーツ缶
みなさんは「土用の丑の日」とはどのような日なのかご存知でしょうか?そして、なぜうなぎを食べるのか?
「土用の丑の日」は各季節に必ず1~2回あり、その中で夏の「土用」は暑さが厳しい時期のため、元気が出る食べ物で乗り切ろうと考えられており、さらに「丑の日」は災難を受けやすい日と考えられていたため、「丑」にちなんだ「う」のつく食べ物で縁起を担いだり、丑の方角の守護神「玄武」が黒の神様であることにちなんで「黒い」食べ物で厄除けをする習わしがありました。そのため、土用の丑の日には「う」がつく食べ物である、うなぎ、うどん、ウリ、梅干し、牛肉など、「黒い」食べ物のうなぎ、ドジョウ、シジミ、ナス、黒豆、黒ゴマなどを食べるようになったと言われています。
が、土用の丑の日は「うなぎ」を食べることが多く、他のものを食べる習慣はあまりありませんよね?それはどうしてなのか?
一番有名な説は、うなぎの旬は秋から冬であるため、夏にはあまり売れなくて困っていたうなぎ屋さんに、江戸時代の医師であった平賀源内が「本日土用の丑の日」とお店に貼り出すようアドバイスしたところ大繁盛し、それから土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が定着したというものです。
ですから、無理に高いうなぎを食べなくても、縁起物としてうどんを食べていても良いということですね(笑)
給食でもうなぎはちょっと高価だったので、見た目がうなぎに似た穴子でちらし寿司を作りました。栄養価は穴子の方が脂肪が少ないのでちょっとヘルシーかな?